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ハードロック

ベビーメタルのバンドコンセプト「キツネの神」は面白いと思う

2016年7月31日

BABY METALというのを知ったのが、つい最近のことなので、それまでこのバンドのことはほとんど知らなかった。

というか、メンバーを見たら女の子3人組ユニットじゃねえか!

可愛い(BABY)メタル(METAL)ということかな?いや、そのままなんだけど笑

というかですね、初めてPV見て「な、な、な、なんだこりゃ?」とぶったまげたのが、「KARATE」というタイトルの曲。

文字通り「空手」のポーズで何かを戦いながら歌ってるPVなんだけど、これがなかなか魅せるというか、なんというか・・

youtu.be

可愛い女の子(というか子供だ!)が、「そ、そ、そそそいやっ!」といいながら、最後に「押忍!」とポーズを決めるアクションがなんともいえず「やるねぇ」と。

何が「やるねぇ」なのか、具体的に何と言っていいのか分からないのだけど、とにかくちょっと引き込まれました。彼女らの織り成す映像空間に。

以前からこのユニットのことはちらほらネット上や、知り合いから聞いていたのだけど、はっきり言って興味がありませんでして。

そもそもメタル自体に興味がないのだから、仕方がありません。

で、何の気なしにyoutubeで見た先ほどの動画で度肝を抜かれて、「ひょっとして、これは面白いんじゃ・・」と他のPVも続けて見まくったという流れでございますね。

結果、やっぱり面白いグループだな、と。

音楽的にどうこうと言うつもりはまったくなくて、単にエンターテイメントの形として新しいな~と。

しかも日本より海外で爆発的な人気を誇っているのだから、そこが洋楽好きとしては見逃せません。

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BABY METALのバイオグラフィー

すごくざっくりとですが、グループの結成とか背景をまとめてみることにしました。

もちろんwiki仕様ですので、ファンの方や、内容をご存知の方は、飛ばしてもらって大丈夫です。

日本の女性3人組メタルダンスユニット。

2010年に「アイドルとメタルの融合」をテーマに結成。

大のメタルファンであるプロデューサーのKOBAMETALが、テクノとアイドルを組み合わせたPerfumeの成功例を見て、メタルとアイドルを組み合わせてみたいと考えていたところ、中元すず香(SU-METAL)の歌声を聴き、ユニット結成した。

ユニット名の由来については、“ヘビーメタル”をもじったものであり、BABYで可愛らしさを、METALで激しさを表現、加えて「新しいメタルが誕生する」という願いも込められている。

2013年1月、シングル「イジメ、ダメ、ゼッタイ」でトイズファクトリーよりメジャーデビュー。同シングルの発売にあわせて目標を「世界征服」とし、メタルレジスタンスのスタートとした。

2014年2月、1stアルバム『BABYMETAL』を発売。

2014年7月より、フランス、ドイツ、イギリス、アメリカ、カナダ、日本を巡る初のワールドツアーを開始。

2015年5月より、メキシコ、カナダ、アメリカ、ドイツ、フランス、スイス、イタリア、オーストリア、日本、イギリスを巡る2度目のワールドツアーを開始。
6月、英ケラング!が主催する「KERRANG! AWARDS 2015」の授賞式に出席し「THE SPIRIT OF INDEPENDENCE AWARD」を受賞、同アワードでの受賞は日本人初となった。

2016年4月1日、2ndアルバム『METAL RESISTANCE』を世界同時発売。

オリコン週間チャートで2位、全英総合アルバムチャートで15位を記録し、日本人の最高位を41年ぶりに更新、オーストラリアのARIAによる総合アルバムチャートでは7位を記録し、日本人初のチャートイン、全米総合アルバムチャートでは39位を記録し、日本人としては坂本九の『Sukiyaki and Other Japanese Hits』以来53年ぶりにTOP40入りとなった。
翌日より、イギリス、アメリカ、スイス、オーストリア、オランダ、ドイツ、フランス、日本を巡る3度目のワールドツアーを開始。

初日のロンドンではウェンブリー・アリーナで日本人初となるワンマンライブを開催、約1万2000人を動員し、同会場におけるグッズ販売の売上記録を更新した。(参考サイト:Wikipedia「Baby Metal」)

完全に日本より、海外の人気が圧倒的に上回ってる雰囲気。

たぶん、グループのコンセプトが「キツネの神」を中心に回っていて、女の子3人組がポーズを決めるときに指で示すのが「キツネ」のマークであったり、バックバンドがメタル神「キツネ」によって召喚されるという設定があることなど、日本の文化的なイメージが「メタル」という西洋のサブカルチャーと合わさって、すごく神秘的に見えるというのが大きいと思う。

メインの3人が女の子というのもあるだろうし。

日本でいうところの巫女の役割ですな。

それでもって「キツネ」はお稲荷さんというところかな。

稲荷といえば、京都の稲荷神社があって、日本でも有数の外国人観光客が訪れる場所として有名でして、そういう観光地というか、文化的場所のイメージとグループのコンセプトが重なってですね、なにかこう、外国人を魅了する日本の何かを彼女らは体現しているのでしょうねえ。

メンバーの紹介

再び簡単な説明を。

Sumetal。中元 すず香。広島県広島市出身。1997年12月生まれ。

さくら学院、可憐Girl'sの元メンバー。乃木坂46の中元日芽香は実姉(!)

Yuimetal。水野 由結。神奈川県出身。1999年6月生まれ。

さくら学院およびその派生ユニットTwinklestars、ミニパティの元メンバー。

Moametal。菊地 最愛。愛知県名古屋市出身。1999年7月生まれ。

女性アイドルグループ、さくら学院およびその派生ユニットTwinklestars、ミニパティの元メンバー。

神バンド。「ギターの神」、「ベースの神」、「ドラムの神」と呼ばれる。

メタルの神「キツネ様」によって召喚される設定。

論争を呼ぶbabymetal

babymetalは「メタル」なのか?それとも単なるアイドルなのか?的な論争が、国内外の音楽関係周辺でなされているよう。

日本ではラジオDJのピーターバラカン氏をはじめとして、babymetalに否定的な見方をする業界関係者もいるようで、へヴィメタルの雑誌「BURN!」もbabymetalを取り上げないそうだ。

真のメタルを愛するメタル愛好家には到底受け入れられないのが、babymetalというグループの存在そのものだという感じがします。

単なる一リスナーとしては、見て聞いて楽しめるのであればいいと思うし、エンタメとしてはかなりクォリティ高いんじゃないかなと思うんで、babymetalはナイスだと思いますがね(村西とおるみたいな言い方みたいだ)

初期の頃と比べると、ボーカルも最近は上手くなってきているし。

個人的にはグループのコンセプトが気に入ってるんで(キツネの神)、こういう日本の伝統的な文化信仰を音楽エンタメの形で世界に発信してくれるのっであれば、それはそれで日本のソフトパワーの一翼を担うと思うので、全然ありだとも思っています。

というか、メタルというのはあくまで音楽の一ジャンルにすぎないのだし、それに正統もくそもあるか!という気もするんですがね。

別に誰かをこき下ろしていたりとか、バカにしてるわけじゃないし、それこそ「イジメ、絶対ダメ!」とか「ウキウキモーニング」とかで清く正しい学生生活を歌ってるんだから。

ウィキによると、メタリカのラーズが知り合い経由でbabymetalを知って、そこから海外の音楽シーンに口コミで広まったっていうことなんですけど、本職のメタル系ミュージシャンの方が評価が高いってことは、それだけメタルのなんたるかを現場の彼らの方がよく分かっていると思う。

より今の世界観にマッチした方向で広めてくれるという意味で、彼女らを評価してるってことになるのではないかなあと思うわけですよ。

狭いジャンルでしょうからね、あの界隈も。

結局、その周辺で飯を食ってたりする人たち(既得権層)のほうが、「これはメタルじゃない!まがいものだ!」とまなじりを吊り上げるってことなんじゃないかなあと。

あくまで、メタルど素人の超個人的見解です。

ちなみに、あちらの宗教の原理過激主義的にみれば、キツネの神なんていうのは土俗の神で「邪教」になるのかもしれないので、そこは排斥の対象になったりして。

そうなったら、babymetalとその神バンドのメンバーは「聖戦!GO!」な曲を作って戦わなければなるかもしれないな。

よし、そうなったら俺も参戦するぞ!

キツネのお面をかぶってライブ会場に飛び入りだ!!

追記(2016年12月2日)

音楽ニュースサイトBarksでbabymetalがガンズ・アンド・ローゼズ来日公演のサポートアクトを務めることになったという。

ガンズ・アンド・ローゼズ来日公演にBABYMETAL、マンウィズが参戦。追加公演も発表

来日が来年(といっても来月だが)1月なので、かなり急という感じだな。

サポートアクトということは、いわゆる前説ということだろうか?

それも大阪の次の日に神戸ワールド記念ホールでライブだというから、関西在住の自分としては、これはどうしても両方行きたい!(しかし財布の中身が・・嗚呼!)

無理して行くか、京セラ公演だけで我慢するか、ただいま思案の最中です。

それにしてもガンズも日本公演でBabymetalを呼ぶなんて、かなり客寄せサービスに走ったな~

昔のアクセルならこんなことしなさそうなのに。

やっぱり金目か!

まあ別にいいっす。盛り上がるライブを見せてくれれば。理由はなんであれ。

いずれにしても京セラドームで両方のライブを見れるというのは最高だ。

今からめちゃくちゃ楽しみです^^

行ってきました!

【ガンズ・アンド・ローゼズ来日公演レポート】京セラドーム大阪に行ってきた!

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