パーティバンドとして有名なHRバンド「ポイズン」の3thアルバム「フレッシュ&ブラッド」からのシングルカットで、 このアルバムの中で一番好きな曲。
ポイズンについては以前にもこのブログで書いたが、とにかく私が洋楽ヒットチャートにはまっていた80年代後半から90年前半にかけて、一番最初にハマったロックバンドだった。
ポイズン、それは稀代のエンタメ・ロックバンド!「ナッシン・バット・ア・グッドタイム」!!
彼らのファーストアルバムを小学生5年生のときに友人から借りて「おお!これがアメリカの音楽か!」と江戸時代の人間のように驚いて聞いてた覚えがある。
高校時代に出たのがこのサードアルバム「フレッシュ&ブラッド」は当時の全米チャートで2位に入る大ヒットになった。当時の洋楽シーンはハードロック全盛だったのだ。
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バンドの復活
しかしその後、彼らは時代の潮流から取り残されていく・・・ようになりかけたが、ボーカルのブレット・マイケルズが交通事故で大けがを負ったことが幸いしたのか、当時計画されていたニューアルバムがベスト盤の発売で妥協される。
99年に行われた全米ツアーが大成功。
このときは数年前にハードロックの天敵と言われたグランジの隆盛が、カート・コバーンの死によりほぼ消滅し、再びロックシーンに光明が灯るようになった。
そのあとも、バンドは順調にアルバムを制作・発表していき、地味ながらも一定の成功を収めていく。
2002年にはブラッド・ピットとアンジョリーナ・ジョリー主演の「Mr&Msスミス」、2012年にはトム・クルーズ出演の「ロック・オブ・エイジズ」のサントラでポイズンの曲は使われたこともあって、再び脚光を浴びるようになった。
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2012年には盟友デフ・レパードとツアーを行ったり、ブレット自身のソロアルバムが2013年に発表されたりと(ソロ自体はすでに数枚出している)、現在もシーンの最前線で活躍し続ける古参ながらいまだに強力な集客力を持つロックバンドなのだ。
まとめ
バンドリーダーでボーカルのブレット・マイケルズだが、2010年にくも膜下出血で緊急入院し、一時は危篤状態に陥ったが、奇跡的に復活を果たした。
その後、当時すでに彼の子供の母親だった女性(未入籍ということか?)との結婚を決意したという。このときの心境をブレットはピープル誌に次のように語っている。
このつらい経験のおかげで、やり直すきっかけになったんだ。
今回と同じようなことが今後再び起こるんじゃないかって、毎晩悩むのもゴメンだしね。死ぬ前にやりたいことがあるとすれば「とにかくやりたいことをやれ」ってこと。人生には限られた時間しかないんだよ。
結婚に関しては、確かに今まで自分の人生で経験したことのないことだな。クリスティーは素晴らしい女性さ。これからどうなっていくか様子を見るつもり。
でもそうだな、(結婚は)確かに死ぬ前にやりたいことの一つだと思うよ。俺の今の目標はとにかく元の状態に戻すことだ。これからもロックし続けていきたいし、家族を愛し続けて、そして良い父親であり続けたいと思うよ。
ブレットの限りなくポジティブな生き方が、このインタビューからヒシヒシと伝わってくるような気がする。
ロック界最強のラッキーブレイクな男、 ブレット・マイケルズよ。
永遠にロックであれ!
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