前回の爽やかなデビー・ギブソン記事から一転して、めちゃ濃い~内容のタイトル記事である。 ガンズアンドローゼズのアクセル・ローズがもう少しで襲われそうになったときのお話。
それも若かりしとき、アクセルがまだ17歳だったときのこと。
故郷インディアナから出てきたばかりのアクセルは、友人イジーのいるLAにたどり着くため、ヒッチハイクの旅を続けていた。セントルイスでアクセルを乗せてくれた男の勧めで、その夜ホテルに同泊することになる。
「目を覚ましたら驚いたね。そいつは俺を襲おうとしてたんだ」
驚いたアクセルはナイフを振り上げて男に叫んだ。
「俺に近づくんじゃねえ!」
そのまま部屋を飛び出したアクセル。真夜中のセントルイスは暗く、孤独だった・・・・
「そして俺は再びヒッチハイクし始めたんだ・・・・
セントルイスというジャングルでさ」
ここからガンズの「Welcome to the Jungle」の演奏が始まるのだが、イントロのギターをギターを弾くスラッシュが酔っ払っていて、まともにリフを弾けないドランクモンキー状態。
それでもバンドは曲を続けるのだけど、いやあ、さすがに客が怒ってスラッシュに座布団(アメリカにはないか!)か何かを投げつけてましたね。というか、アクセルがこんな身の上話を始めるきっかけとなったのも、バンドメンバー(ほとんどスラッシュのことか?)が飲んでて、なかなかステージに出てこなかったからなのだ。
冒頭のMCでアクセルは「俺はスタンドアップコメディーするために、ここにいるんじゃないぜ」と、バックステージに向かって皮肉言ってたのが笑えたけど。 古き良きガンズ時代のひとコマでした。
*このときのライブ動画はこちらで。そのほかのアクセルの身の上話は、MICK WALL著「W.AXL.ROSE」に詳しく載っているので、よければそちらを読んで下さいな。
ジャングルへようこそ!