このブログの記事を書くために昔よく聴いた洋楽を掘り出してると、再度当時の熱に浮かされることがよくあるが、このウォレントもそのひとつ。
ほんと、このバンドのこのアルバムは高校のときよく聴いてた。
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ウォレントはポップロックだった?
真のロックファンからは、いわるゆLAメタルであるポイズンもウォレントも「格好だけのポップロックバンド」と烙印を押されること山の如しなのだが、そこはポップスから洋楽を聴き始めた私のこと、そんな批判はどこ吹く風だ。
「ポップロックのどこが悪い!!」
聴きやすいメロディーとノリやすいサウンド、太陽の街を想像して止まない底抜けの明るさが身上のLAサウンドは、湿気の国日本に住む一少年にとって憧れ以外の何物でもなかったのだ!
しかも思春期に受けた影響というものは非常に強く、この当時に聞いてた音楽の傾向は未だに根強く感性に残っている。
ガンズやキッドロックはもちろん、ウォレントなどのかつて聴いてたアルバムの好きな曲で共通しているのは、「明るさ」もしくは「郷愁」だ。
後年になって友人に教えてもらった伯父じゃなかった、オジーオズボーンやその他のダークロック(そう言うのか分からないが)は、いかにも「重くて」、僕には合わなかった。
あのAC/DCでさえも「ヘビーすぎる」と感じてしまう今日この頃。
メタリカでもぎりぎりアウト。
やはり聴き専ポップ畑出身の僕には、巷で言う「真のロック」は鼓膜に重すぎるのだ。
ウォレントのその後
ウォレントの楽曲はセカンドの「チェリーパイ」までが僕好きのLAロックで、それ以降の「ドッグイートドッグ」に至っては、当時流行していたグランジの影響が大きいのか、かなりヘビーなサウンドに変化していた。
アルバムジャケのバンドメンバーの写真も、それまでのバカ明るいアメリカ兄ちゃん達風から「オレらはマジでロックやってるんだぜ!」みたいな、かなりシリアスな風貌に様変わりしてて、ちょっと距離を感じてしまったっけ。
ロックファンからすれば「半端もの」的な扱いを受けるLAメタルバンドの宿命だろうか、彼らもファースト、セカンドの大成功にも関わらず、周辺の業界人や他のファンから執拗なバッシングを受けており、それらへの反発もあったのだろう。
実際サウンドも前作から大きく変わってしまい、サードアルバムは中途半端なハードサウンドとの評価を受けた。
もちろんセールスも急下降である。 結果としてそれまでのファン層はもちろんのこと、グランジファンからも支持を受けることなく、彼らはシーンから遠ざかることになる。
もしあのままバカ明るいポップロック路線を続けていたとしたら・・・
しばらくは苦戦は続いただろうが、やがては再び陽の目は見たかもしれない。
今でもバンドは続いているみたいだが、良くも悪くもバンドの顔であるジェイニーがバンドを脱退してしまってからは、少なくとも僕の関心はウォレントからは離れてしまった。
こんな薄暗い時代だからこそ、できればもう一度、かつてのようなバカ明るいポップロックを聴きたいと思うのは僕だけだろうか・・・・
まとめ&追記
2011年8月11日未明にジェイニー・レインが、ロサンゼルスのホテルで遺体となっているところを発見された。
死因はアルコールの過剰摂取とのことらしい。
Former WARRANT Singer JANI LANE Dead At 47
90年代初頭に、学校の登下校の時にお世話になった思い出深いロックバンドのボーカルだっただけに、あの声が再び聴けなくなると思うと、何だかとても寂しい気分になる。
享年47歳とまだまだこれからなのに、本当に残念というしかない。(2012年11月現在)
どうか安らかに・・・
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