86年公開のシルベスター・スタローン主演映画「コブラ」の挿入歌。
この映画で、主演のスタローンは女優のブリジット・ニールセンと撮影後に結婚。
しかしニールセンの金遣いの荒さやエディ・マーフィーとの浮気に嫌気が差し、結婚後に速攻で離婚したという。
映画自体よりもそちらのほうに話が言ってしまうくらいに、作品内容が薄いともいえるが、個人的にはスタローンが一番クールに映っている映画だと僕は思う。
ロッキーやランボーも当然格好いいが、あれはどちらかといえば「熱い」男の格好良さであって、この映画のスタローンはサングラスがいかにも似合っていて、アウトローにスマートなところが好きである。
そしてなんといっても、この映画のコブラは、あの「北斗の拳」の後半編の扉絵にそっくりなのだから(作者がモデルと認めたかどうかは知りませんが)、修羅の国でクールに決めるケンシロウの兄貴は、コブラbyスタローンで間違いないと勝手に確信しました。
肝心のバンドの話だが、1972年に結成して以来、現在まで活動を続けているとウキには載っていた。しかしこのデータは4,5年前のような印象を受けるため、実際のところはどうだか分からない。
ただこのPVを25年ぶりに改めてみてみると、いかにもアメリカのご陽気なロックバンドという感じがして、見ていて懐かしさを感じた。
楽曲もコブラのクールさにとてもマッチしていて、主人公を引き立たせる映画音楽としては、なかなかのものでないかなと思う。
未だに頭の中で曲のフレーズが流れる密やかな名曲。