トム・クルーズ、キャメロン・ディアス共演のアクションラブロマンスムービー。
公開当時から美男美女俳優の共演ということで騒がれたが、予告編を見た瞬間に、「あ、見にいかんとこ」と思った映画でもある。
しかし実際に見てみるとですな・・・
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主演の二人が魅力的すぎる!
いかにもありそうな設定(男がエージェント、美女が独身の美女)、いかにもありそうなシチュエーション(旅先での出会い、離れ離れになる二人)、いかにもありそうなカーアクション!(バイクに乗って銃をぶっ放す二人!)
映画『ナイト&デイ』予告編
これだけいかにもありそうな三段活用の予告が続くと、わざわざ劇場に足を向ける気がしなくなるのが、最近の「いかにも」的なハリウッド映画に食傷気味な洋画ファンというもの。
とはいえ、トムクルーズ、キャメロンディアスの両方とも結構好きなのですね。
トム・クルーズでは「トップガン」や「ミッション・インパッシブル」を代表とする、メジャーなアクション作品や「レインマン」や「ワルキューレ」などのシリアスドラマが気にいっていて、特に彼が素晴らしいと思うのは、英語の発音が明瞭だというところです。
セリフやBGMが気に入った映画の音声をipodに入れて、英語のリスニング練習をしているのですけども、トム・クルーズの英語は本当に聞きやすい。
そして親しみやすい。
彼は文章を読むことに何らかの障害を先天的に持っていたらしく、台本も全て音読でマスターすると聞きます。
これが彼の映画の発音を舞台俳優張りに素晴らしくしている要因でしょう。
キャメロン・ディアスは「チャーリーズ・エンジェル」での弾けぶりが大変気に入りました。
何と言っても笑顔が良い!笑ったときの横一杯に広がった唇がなんとも言えず親しみを沸かせます。
あの笑顔が無ければ、ただの綺麗なブロンドセクシー姉ちゃんで終わっていたでしょう。
男は度胸、女は愛嬌といいますが、ディアスの人気の源は、その庶民的なヒラメ笑顔にあるのだと勝手に確信した次第であります。
映画のストーリーと感想
このへんで簡単に映画の紹介をしておこうかと思います。
妹の結婚式に行くために乗った飛行機で、ハンサムな男性ロイと出会ったジューン。予想もしなかった恋の予感にゾクゾクするも、気がつくと機体はロイにハイジャックされ、そのまま不時着してしまう。ロイの正体を知るまもなくFBIに保護された彼女。帰宅するも、飛行機での衝撃的な体験が忘れられないでいるジューンの前に、再びロイが姿を現す・・・
これだけ読めば、なんだか片平なぎさと船越英一郎(だったか?)のなんちゃら殺人事件が頭に浮かんできそうな設定ですが、実は全然そんなことありません。
もう全編完全にトムクルーズのプロモーション全開ビデオです。
あ、もちろんキャメロンディアスのでもありますね^^
組織の裏切りに感づいた凄腕エージェント、騒動に巻き込まれた美女、裏切りの元となった「ゼファー」なる謎の物質、そしてそれを追う武器商人・・・
さきほどのあらすじで説明が足りなければ、今の文章の羅列で充分に映画を理解できます。
もちろんエンディングは南国の太陽が降り注ぐほどのハッピーエンド。
BGMも良かったですねえ。
映画の中盤でスペインに舞台を移すんですが、そこでのシーンで使われたスペイン風の曲が印象的でした。
終盤でキャメロン演じるジューンの車で二人は南米に去っていくのですが、そこで流れる音楽も騒々しいロックではなくて、心地の良いインスタルメンタルか何かで、これもまた心地よかった。
光り輝く陽光と、それに反射する白い砂浜も素晴らしい。
そしてもちろん!!
ゼファーを開発したサイモンが好んで聞いてた、ホール&オーツの懐かしのナンバーが心響きましたね。あっ、これ昔よくラジオで流れてた曲だ!みたいな。
今でも現役で活躍しているらしいので、ぜひまた新譜を出して懐かしい掛け合いを聞かせてほしいと思います^^
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