ボン・ジョビ、ガンズアンドローゼズらと並ぶ、80年代後期を代表する大物ロックバンドの一つ、デフレパード。
デビュー自体は80年代前半と結構古いが、83年「炎のターゲット」、87年「ヒステリア」のメガヒットで、世界に名を馳せた。
今日のタイトル曲「アニマル」は、4枚目のアルバム「ヒステリア」からの2枚目のシングル。
一枚目のリリースシングル「ウーマン」が、USpopチャートではいまいち振るわなかったが、この「アニマル」は19位まで入り、後にバンドを代表する曲にまで評価されるに至った。
前作「炎のターゲット」からのヘビメタ・ファンからは不評だった「ヒステリア」。
しかしバンド史上としては、2000万枚もの怪物的トータルセールスを成し遂げたメガヒットアルバムとなっている。
「ヒステリア」のアルバムコンセプトはマイケル・ジャクソンの”スリラー”だ。
全曲捨て曲なし!のアルバムを考えて製作されたということ。
この思惑はおおむね当たり、アルバムは先ほど述べた空前のセールスを成し遂げることになった。
「炎のターゲット」(1983年)
「ヒステリア」(1987年)
「アドレナライズ」(1992年)
以上の3枚アルバムがデフレパードの3部作といわれている。
個人的にはやはり「ヒステリア」が一番好きで、特にタイトル曲「ヒステリア」は何気に泣けたな。
サードアルバム「炎のターゲット」ではシングル「フォトグラフ」「ロック・オブ・エイジズ」がベスト。
彼らの持ち味は荘厳なコーラスで、上の二つは特に味が出ていると思う。
今回の「アニマル」はストレートなロックチューンで、バンド従来のヘビメタ路線とは一線を画した「ヒステリア」を代表するにふさわしい一曲となっているのだ!
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