1988年リリースのセカンドアルバム「long cold winter」からの一曲。
搾り出すようなキーファーの声と哀愁あふれる歌詞が素晴らしい。
アルバム的には次の「heartbreak station」と「still climbing」のほうが良いと思うが、こういう歌が2,3あるのがヒットした理由だろう。
前回記事のときに、このバンドのおよその経歴を書かせてもらったので、今回はあえて省略するけども、シンデレラの魅力は一にも二にも、キーファーのボーカルに尽きると思う。
92年以降は、アルバム制作が伸びたり、レコード会社から首になったりと、いまいちパッとしないようだったが、今もくじけずにツアーなどで頑張っているところを見ると、まだまだ根強い人気は衰えていないのだろう。
何度も言うが、キーファーの曲の途中で変調させる歌い方は非常に独特で、ブルージーというか、絞り出すような声の調子に痺れるファンも多い。
こういう歌い方はガンズのアクセルと通じるものがあると思うけど、アクセルが手術をしたという話は聞かないので、キーファーの場合はかなり無理をして音楽活動を続けているのではないだろうか。
それでも彼のこの声に惚れてファンを続ける人も多くて、今日のこの曲もそんなキーファーのハスキーボイスの魅力に満ち溢れている。
郷愁感あふれるパワバラード。
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