デミ・ムーアが髪をばっさり切ったことで有名になった97年の作品。
女性大物議員の画策により、海軍特殊部隊SEAL(シール)の入隊訓練を受けることになったムーア(配役名を忘れてしまった)。
軍の分析官をしていたが、女性であり実戦経験がないことから昇進が遅れがちなことに憤りを感じて議員の申し出を受け入れる。
そしてそこからが、地獄の3ヶ月のスタートだった・・・
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あらすじ
ストーリーぽいストーリー(一応あるのだが)はそれほど無い作品で、もしくはあってもそんなことどうでもよい!と思えるほど、特殊部隊の選抜訓練の内容とムーアの肉体改造のすごさが際立った作品。
徹頭徹尾、男女同権を地でいくムーアの役柄は見ていてかなり気持ちよい。
TVなどで評論家が唱える口だけのフェミニズムなどちゃんちゃらおかしくなるほどのど根性ぶりだ。
男と同じ過酷な訓練を受け、男と同じ宿舎で寝泊りする。
訓練の最後はチームリーダーとなって島に潜入し、教官たちが待ち構えるアジトに襲撃を試みる。
しかしそこでメンバーのミスにより、チーム全員が捕まってしまう。
ムーアはリーダーとして檻に閉じ込められ、教官の執拗な拷問に耐え抜く。
そうして勝ち取ったメンバーの信頼。
途中で自分を訓練に送り込んだ女性政治家との舌戦を経て、再び訓練に戻ったムーアを待ち構えていたのは、最終訓練となるアラブでの実戦演習だった。
しかしそこで思わぬ展開が。リビアの砂漠に墜落した軍事衛星のブラックボックスを回収しに、別のチームが派遣されたが、敵に囲まれ逃げ出せなくなってしまったのだ。
近くにいる部隊はムーアたちの訓練チームだけ。
最後の最後に命を懸けた実戦が始まる・・・・
実戦は練習の何十倍もの効果があると聞くが、ラストはまさにそんな感じだった。
一回の実戦を経た兵士達は見違えるほど逞しくなる。
そして教官の手から配られたシールのバッチ。
地獄の苦しみと耐え抜いてきたものだけが味わうことが出来る、至福の瞬間なのだ。
熱い曹長の姿・・・それは!
ムーアの逞しすぎる肉体美が強調されがちな映画だが、実際には主任教官である曹長の存在があってこそのムーアだったと思う。
とにかくこの教官は格好よかった。
口汚く兵士を罵り、脱落させようとする悪魔のような一面を持つ一方で、訓練中の兵士の動向をじっと観察し、不平等があれば厳しく罰を言い渡す、
また仲間を見捨てようとした兵士を厳しく指導するなど、チームの心得を徹底する良き上官の一面をもつ。
もちろんその方法は軍隊らしく”体”でだが。
とにかく繰り返し「仲間を大切にしろ!一人が死ねば全員死ぬ!」のモットーなのだ。
D・H ロレンスの詩集を愛し、初めての訓練日に一句を訓示で述べたり、見事バッジを手にしたムーアに愛読書のロレンスの詩集を贈る曹長。
驚いたムーアが顔を上げると、うなずいて背中を見せるという、格好良すぎる去り方で映画のラストを飾ったこの上官、どこかで見たことがある顔だと思っていると・・・・・
やはりあの男だった!
ヴィゴ・モーテンセン!!
「クリムゾン・タイド」で国を愛する海軍士官を演じ、「ロード・オブ・ザ・リング」で王の軍を率いた生粋の戦士!!
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「ロード・オブ・ザ・リング」のアラルゴンの演説で生きた英語を学ぶ!
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この俳優は本当にこういう軍人役が良く似合う! それも少し影のあるタフガイが・・・・
まとめ
最後に、映画の中でも出てきたロレンスの詩の一節書いて終わにしようと思う。
DVDのパッケージでこのセリフが書かれていなければ、おそらくこの映画を借りはしなかっただろう。
真の誇りとは何なのかを教えてくれる心に響く一節。
「枝から落ちて、凍え死にする小鳥は、決して自分自身を哀れとは思わない」
G.I. Jane (1997) Trailer (VHS Capture)
GIジェーンを使ったクリス・ロックにウィル・スミスが怒りのビンタ!
アメリカのアカデミー授賞式で「GIジェーン」を巡る騒動が起きた模様。
事の発端は、プレゼンターのコメディアン、クリス・ロックがウィル・スミスの妻を侮辱したことから。
病気のために脱毛症になっている奥さんを指して「G.Iジェーンの第2弾を期待してるよ!」と発言したのです。
それを聞いた夫であるウィル・スミスは最初は苦笑いをしていたのだけど、奥さんが辛そうな表情をしているのを見たのか、いきなり立ち上がって「バシーン!」とビンタをかましたのであります。
このビンタの後、自身が受賞された際のインタビューで涙を流しながら、ビンタをかました理由や背景を語っています。
彼が司会者を殴ったのは理由があったんですね
There was a reason for hitting #Chrisrockhttps://t.co/4YQoSLP4IK#ウィル・スミス #WillSmith
— izzyru@洋楽・映画・英語学習 (@izy170) March 28, 2022
アカデミーの会場でまさかこんなシーンを見ることになるとは・・・予想の斜め上という感じです。
しかもそのネタ元に使われたのが「GIジェーン」なのですから、なんともいえませんね。
それに対してウィル・スミスの奥さんを想う気持ちと、侮辱されても黙っていることはないという気持ちは分かります。
一番ベストだったのは、その場ではグッと我慢して、のちの受賞スピーチでクリス・ロックに口で仕返しをする形だったのでしょうがね。
それでも私はウィルの男気と家族を想う心には敬意を表しますよ!
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