バングルズといえば「マニック・マンデー」や「胸いっぱいの愛」で有名だが、僕がテレビで彼女らを見たのは、この「エジプシャン」のビデオクリップが初めてだった。
エキゾチックな曲に手首を曲げた踊り、タンバリンをリズミカルに叩く4人の美女エジプシャンが今も懐かしい。
このPVは後にPOPベティハウスでも定期的に流されていたから、視聴者からもリクエストが多かったのだろう。
時折挿入される、一般市民のエジプシャンダンスの雰囲気が、見るからに当時のアメリカの風俗を表していて、なんだかナイスなのである。
The Bangles - Walk Like an Egyptian
他の曲ではボーカルのスザンナ・ホフスが一人で歌うことが多くなったが(当たり前だが)、このPVでは4人がそれぞれボーカルを取っている。
1981年に結成したバングルズは、1984年にファーストアルバム「気分はモノクローム」でデビュー。
当時飛ぶ鳥を落とす勢いの人気だったプリンスが、このアルバムを聞いてバンド、特にボーカルのホフスを気に入り、名曲「マニック・マンデー」を提供した。
この曲が収録されたセカンドアルバム「シルバースクリーンの妖精」がヒット。
その後数々のシングルヒットを飛ばし、89年には「胸いっぱいの愛」で全米一位を取るなど人気は絶頂に達するが、89年を境に活動を停止してしまう。
2003年には活動を再開したようで、2005年にはベースの赤髪マイケルが脱退するも、現在もオリジナルメンバー3人で頑張っているようだ。
途中で入る口笛の音が印象的な一曲。
卒業時の思い出深いバングルズの名曲「胸いっぱいの愛」
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