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ハードロック

【ヴィクセン】最強の女性ロックバンド「Vixen」は永遠に不滅です

2010年1月30日

1988年にデビューした女性ロックバンド、ヴィクセンです。

ちなみにヴィクセンとは「女狐」を意味するのだとか。

デビュー当時のシーンは、グランジ出現前のHR全盛時で、それこそチャート上にはボン・ジョビデフ・レパードガンズアンドローゼズモトリー・クルーなどのビッグネームがうようよ在籍していました。

そんなシーンの空気感の中から飛び出てきたヴィクセンは、ルックス、楽曲ともにキャッチーなこともあり、たちまち人気を博すようになります。

個人的にも彼女らの派手な見た目はとても眩しくて、ミュージックビデオを見るたびに「ええなあ」とため息をつきながら眺めていた坊主頭のクソガキ中学生時代でしたっけ。
曲もノリノリだったので、早速近所のレンタルビデオショップでCDを借りてきて、テープに録音して通学中に聞きまくってたティーンエイジャー時代が懐かしいです。

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Edge Of A Broken Heartの和訳

そんなヴィクセンの最大のヒット曲が「エッジ・オブ・ア・ブロークンハート」。

これも本当に恰好よかった。

ボーカルの声がハスキーでセクシーで、とにかく痺れましたねえ。

この曲だけではなくて、収録されているファーストアルバムの曲はどれも捨て曲なしで、80’Sハードロックアルバムとしてのクオリティも相当良かったように記憶してます。

そんな彼女らのヒット曲「Edge of a Broken Heart」の歌詞の和訳を、自分なりにトライしてみました。

細かいニュアンスなどは分からないため、かなり意訳になってますが・・・

雰囲気だけでも味わってもらえると嬉しいです。

Edge of a Broken Heart

まるで盲目だったのが信じられないけど、愛って奇妙なものね

ずっとそのことを考えていたわ

でも真実は変わらない

涙が乾くくらい寂しい夜はもう必要ないの

答えは白と黒くらい簡単なことよ

なにもかもはっきりしてるわ

(コーラス)

ずっと傷心の崖っぷちで過ごしてきた

もう落ちたくない あがきたくないわ

ずっと傷心の崖っぷちで過ごしてきた

もうさよならよ 不思議に思わないで

あなたが態度を変えるつもりがないのは分かってた

私を安っぽい女と思ってたでしょうけど、それも潮時よ

あなたのやり方に従ってきたけど、ベイビー、もう終わったの(ベイビー、終わったわ)

簡単じゃないけど、強くならないといけない

泣きたくなっても、あなたの肩は借りないわ

(コーラス)

あなたとは違う人を見つけるわ

誰かさんは今までと同じやり方を続けてる

きっと後悔するわ

すべてが終わった時に

(コーラス)

youtu.be

ヴィクセンの経歴

ヴィクセンは1980年にジャン・クエムネンドが高校在籍時に結成します。

数度のメンバーチェンジを経て、1985年にはオリジナルメンバーに。

ロスに移住した彼女らは、そこでEMIとメジャー契約を結び、1988年に「Vixen」でデビュー。

デビューシングルとなった「edge of broken hearts」はEMIに所属していたリチャード・マークスが曲を提供、プロデュースを行いました。

リチャード・マークスはデビュー前までライオネル・リッチーの書生だった!

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リチャード・マークスといえば、当時すでにデビューアルバムを大成功させていた売れっ子アーティストでしたが、ヴィクセンの曲のプロデュースも担当していたんですね。

とにかく素晴らしいバンドだった彼女たち。

そんなヴィクセンも、有象無象のロックバンドの例に漏れることなく、メンバーチェンジを繰り返し、1991年は解散。1997年にリードギターのジャンを除いたメンバーで再結成しますが、著作権問題でジャンに訴えられる事件も起きます。

2001年に今度はジャンも入れてのラインナップでヴィクセンは心機一転となりますが、ツアーの最中に音楽的相違が再び表面化して、今度はジャンのみがメンバーとして残る羽目になるのでした。

このあとすぐにジャンは新しいボーカルを入れ、スウェーデンでのライブアルバムを完成させます。

2004年にバンドの再結成を企画したテレビ番組によって、一時的にオリジナルメンバーでライブを敢行。

2012年にジャンは本格的にオリジナルメンバーでのバンドの再出発を企画しますが、2013年にその正式発表を行う前日にジャンは癌のために入院することに。

そして同年10月に9か月に及ぶ闘病生活の末、逝去。

享年51才でした。

残されたバンドメンバーは一時バンドを解散する声明を出しましたが、2か月後に撤回し、ヴィクセンを続けることを発表。

亡くなったジャンの意志を継ぐために。

その後・・

いまこの記事の再編集しているのは、2014年10月ですから、ちょうど一年前にジャンは亡くなったことになります。

バンドでは一番きれいなお姉さんだったので、ずっと心に残っていました。

バンドは様々な理由で解散、再結成を繰り返したようですが、元のメンバーでやり直そうと決意したジャンの決意は今回ばかりは本物だったように思います。

そのジャンが先に逝ってしまった・・・

ファンやメンバーはもちろん、ジャン自身も心残りだったに違いありません。

昔からちょくちょく聞いていて思い出のあるバンドなだけに、その顔ともいえるジャンが亡くなったことは、何か自分の思いでの一部が欠けてしまったように感じてしまいますね・・・・

ただ残りのメンバーがジャンを尊重してバンドを続けると表明したことは、それ以上に嬉しい知らせだったとも思います。

ジャン・クエムネンドよ、どうか安らかに・・・

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