スティーヴィー・ワンダーの1984年の名曲。
一番最初に洋楽をカセットテープに撮った曲が、この「心の愛」でした。
当時はまだ彼が盲目なのを知らなかったので、なぜ首を振ってるのか分からなかった記憶が。
後に調べてみると、保育器内での過量酸素(未熟児網膜症)が原因で、生まれてすぐに目が見えなくなったようです。
この曲を初めて聞いたときには「わあ、なんて綺麗な曲を歌う人なんだ。きっと心の美しい人なんだろうな」と思っていましたし、少ししてから彼が盲目だということを知って、よりその想いは強くなりました。
しかしそれから10数年たって、ある程度の情報に接するような年齢になると、実はスティービーも一人の男で、結構いろんな浮名とか、およそ純粋とは程遠い生々しい色恋沙汰を引き起こしているという話を知って、苦笑した覚えがあります。
目が見えなくても男は男なのだと(笑)
その後日本ではキリン「ファイアー」という缶コーヒーのCMで一躍有名になりました。
いや、もとより有名だったんだですが、彼を知らない世代が改めてその存在と良さを知ったというほうが正確でしょうか。
個人的には70年代のファンキーな彼の楽曲が好みなのですが、80年代の彼のバラードメインな曲もいいです。
青空を流れる雲と共に奏でられる(オリジナルPVでは)サビ部分が、最高に美しい一曲。